1/29/2013

クレメンくん


先日、三軒茶屋にダンス仲間のこうすけさんのやっているお店huddleに遊びにいってきた。



そこで、2日前から、東京に旅行に来ているフランス人のクレメンくんに出会った。



建築士を目指している20歳のクレメンくんは、独特の雰囲気と自然な仕草からセンスに溢れていた。



そんな彼と、僕のスーパー片言の英語でほぼこうすけさんにフォローしてもらいながら



コミニケーションをとってみた。



普段は、自炊でほとんど野菜を食べているという彼は、日本の野菜の値段の高さにとても驚いていた。



なんと彼の国では、野菜は、ほとんどタダで手に入るとのこと、



フランスでは、形が整っていない、少々痛みのある野菜をタダで引き取れる場所があるらしい。



彼は、そこに友達と行っては、大きい袋満杯に野菜を持って帰っていると、



それを聞いてショックを受けた。



日本の既存のスーパーは、日々入荷した痛んだ野菜を廃棄処理をしている。



農家も野菜が取れすぎたりすれば相場が下がりすぎるので出荷制限をする。



ある企業では、廃棄商品を自社農場の肥料に回しているという話だが、



実態は、メディアに向けたパフォーマンス的なものでしかない。笑



単純にこの現状を僕は、『もったいね〜な〜』と思ってました。



作ったものを循環させ物を大事にするシステムがあるフランス



作ったものを捨てて効率、企業の利益重視システムの日本



はっきり言ってこれだけで国単位で決めつけてはいけませんが笑



どちらがこれからの時代にあっているのだろうか?



これからの時代は、物を集める時代から物を手放す時代にシフトする。



受け売りですが僕もそう思います。



確実にそういう動きが日本の外では、すでに起きているのだな実感しました。



もっと物を大事にしていく国になっていけばいいなぁ〜



あたりまえのようやっていたけどあたりまえじゃなかった大事なことに気づかせてくれた



クレメンくんありがとう。